SOUTIENCOL 三浦が『洒落物研究』と題し、『後世に残したい語るべきこと』を徹底的に語り尽くす不定期連載。デザイナーとして30年にわたり一線で活躍してきた経験の”一方的なアウトプット”や様々な感性と結びつき”コンフリクトを生み出す”プロジェクトである。
第8回目はプルオーバーシャツ「1961 POLO」。RE-MAKE POLOとは一味違ったプルオーバーシャツが、ひさしぶりにリバイバル。8月開催の2024SS向けに企画中の商品について、先行してすこーしご紹介。
profile ”Toshihiko Miura”
Instagram:@soutiencol.white
大阪生まれ。現在75歳で現役続行中のデザイナー。音楽一家の末っ子として生まれ、バイオリンやエレキギターを弾く洒落者の家族から多大な影響を受けて育つ。
10代の頃は新宿や心斎橋のジャズ喫茶、ディスコで遊び、みゆき族をやるなど、まさしく”勉強嫌いの遊び人”。20代でVAN 石津謙介に出会い”生き方”を学ぶ。ファッションのイロハ、TPO、プロダクトに対する徹底的なこだわりの精神。現在のSOUTIENCOLに通じる”職人気質”を学んだ。
1992年 SOUTIENCOLを創業。”普遍的なプロダクト”と”遊び心”を加えたトラディショナルブランドとして全国のセレクトショップから支持を受ける。
ルーツは1960年代のシャツ
2006年以前に発売の1961 POLOという名のB.D.プルオーバーシャツ。62年前に発売されたVAN JACKETのシャツがベースになっている。
1960年代のsearsのカタログにも掲載されている。
12年前の1961 POLOが復活します!
ナローなボタンダウン。衿の開き角度(スプレッドという)がRE-MAKE POLOより1cmナロー!
昔のボタンダウンの特徴でもある衿の後ろにも釦が付き、本格的なインカーブしたシェイプ型になっている。
背のセンターBOXプリーツの上には共地のハンガーループが付いている。
深めの前開きで、フロント4か所釦(RE-MAKE POLOは3か所釦)。
ちょっと変わった所では、裾のテール型がコースター型やラウンド型ではなく、衿の後ろと同じ様な身頃の真ん中からインカーブしたシェイプ型になっている。
脇のスソは、サイドスリットが入り、裏の仕様は丁寧でキレイな額ブチ仕様になっている。
2024SSに向けて企画中。乞うご期待!
Freeport 上野にてイベント開催!
下記日程で、Freeport 上野にてイベントを行います。
SOUTIENCOL TRUNK SHOW
2023/6/15 (木) – 2023/6/19 (月)
6/17 (土)の14:00~、デザイナー三浦も訪問予定です。15:00からは対談インスタライブを開催。
是非Freeport 上野のInstagramをチェックしてください。